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最終更新日:2020年05月22日 12:13

政治難民の少年がチェス王者を目指す「ファヒム パリが見た奇跡」公開

フランスで起きた実話をもとにする「Fahim」が、「ファヒム パリが見た奇跡」の邦題で8月14日に公開される。

「ファヒム パリが見た奇跡」

「ファヒム パリが見た奇跡」

俳優としても活動するピエール=フランソワ・マルタン=ルヴァェルが監督を務めた本作は、政治難民として父親とともにバングラデシュからパリに移り住むことになった少年ファヒムの物語。強制送還におびえる日々の中、チェスの才能を持つファヒムは国内でもっとも優秀なチェスのコーチ・シルヴァンに出会う。衝突しながらも信頼関係を築いていく2人だったが、移民局から政治難民としての申請を拒否されたファヒムの父が姿を消してしまう。強制送還から逃れる唯一の方法は、ファヒムがチェスのフランス王者になることだった。

「ファヒム パリが見た奇跡」

「シラノ・ド・ベルジュラック」のジェラール・ドパルデューがシルヴァンを演じ、自身も撮影が始まる3カ月前にバングラデシュから逃れてきたというアサド・アーメッドがファヒムを演じた。アーメッドは本作について「脚本の内容を聞いたとき、とても感動しましたし、バングラデシュの首都ダッカで起こっているいろいろな問題を思い出しました。ファヒムの物語は僕のものではありません。でも僕が経験してもおかしくなかった」「この映画を通して、移民の生活が簡単ではないことを人々が知ってくれることを願います」と語っている。

「ファヒム パリが見た奇跡」は東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。

(c)POLO-EDDY BRIERE.

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