映画ニュース

最終更新日:2020年05月22日 11:08

Netflixが映画・ドラマ制作者の支援基金設立、2週間程度で10万円支給

Netflixが本日5月22日に、日本国内の映画やテレビドラマの制作事業者を支援する「Netflix 映画・テレビドラマ制作従事者支援基金」を設立した。

「Netflix 映画・テレビドラマ制作従事者支援基金」ビジュアル

これは、新型コロナウイルス感染症の影響により多くの映画やテレビドラマの制作が延期・停止を強いられていることから、Netflixが設立したもの。作品制作に従事する人々の中でも、特に生活への支障が大きい層を短期的に支援することを目的としている。募集から支給までの事務的業務は、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)に委託。なおNetflixは、本基金の設立にあたり、3月に発表したクリエイティブ業界のための支援基金から、約1億円をVIPOに拠出した。

この基金では原則的に、各制作・技術部門におけるメインスタッフ、アシスタント、コーディネーターなど、フリーランススタッフが救済対象となる。具体的には、助監督、制作進行、車両担当、撮影、照明、音響、美術、編集、スクリプター、またそれらの助手など。救済基金ページに近日中にアップされるオンラインフォームにて、5月28日13時頃から6月末日まで申請が可能だ。なお先着順で、応募数が支給可能範囲の約1000人に達した時点で申請は締め切られる。申し込みから2週間程度で、1口10万円が支給される予定。詳細は、後日VIPO基金事務局から発表される。

坂本和隆(Netflixコンテンツ・アクイジション部門ディレクター)コメント

人々に喜びをもたらす作品を届けることが、コンテンツづくりの使命です。これまでNetflixがメンバーに数多くの素晴らしい作品をお届けしてこられたのも、日本の制作関係者の存在があったからこそです。VIPOにご協力を頂く今回の取り組みが、現在大きな打撃を受けている映画やテレビドラマの映像制作に関わる方々の支援に繋がることを願っています。

槙田寿文(VIPO事務局次長)コメント

特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)は、この度のネットフリックス社の救済基金の趣旨に賛同し、事務手続きの代行をすることとなりました。困難な状況にある映像制作スタッフの皆様の一助となれば幸いです。

映画ナタリー