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最終更新日:2020年05月18日 21:38

ラッパー小林勝行のドキュメンタリー「寛解の連続」配信、収益は元町映画館などに分配

新型コロナウイルスの影響を受け公開延期となっていた「寛解の連続」が、本来の封切り日である5月23日から6月5日までVimeoで配信される。

「寛解の連続」ポスタービジュアル

光永惇が監督を務めた「寛解の連続」は、ラッパーの小林勝行を追ったドキュメンタリー。2011年に発表したファーストアルバム「神戸薔薇尻」で熱狂的な支持を集めた小林だったが、その後、活動を休止する。本作では小林が抱える躁うつ病や隔離病棟での体験、障害者介護に従事する日常、信仰する宗教などをテーマにしたセカンドアルバム「かっつん」を発表するまでの6年間に密着した。

「寛解の連続」
「寛解の連続」

鑑賞料金は1500円で、購入から24時間は何度でも視聴が可能だ。プラットフォームの使用料を差し引き、1週目の収益は兵庫・元町映画館、2週目の収益は大阪・シアターセブンへそれぞれ分配される。光永は「一旦は上映を延期することにしましたが、この状況がいつまで続くのかわからない以上、映画制作者として『今』できることを優先した方がいいのではないかと思い、本来の上映日である5/23(土)からの2週間、この映画を有料配信にて公開することにしました」とコメントした。

なお購入者は光永と神戸在住の詩人・藤本哲明によるオンライントークショーを楽しむこともできる。詳細はVimeoで確認を。

光永惇 コメント

この映画は、2020年5月23日(土)より映画の舞台となった神戸の元町映画館にて公開される予定でした。

しかし、コロナウィルスの影響で上映は延期、また全国の映画館と同様、元町映画館も営業自粛を余儀なくされるなど、苦しい状況が続いています。

一旦は上映を延期することにしましたが、この状況がいつまで続くのかわからない以上、映画制作者として「今」できることを優先した方がいいのではないかと思い、本来の上映日である5/23(土)からの2週間、この映画を有料配信にて公開することにしました。

この有料配信の鑑賞料金(1,500円)はプラットフォームの使用料(約10%)を差引後、一般的な興行収入と同様、劇場と配給とで5:5で分配されます。
1週目の収益は元町映画館へ、2週目の収益は公開が予定されていた大阪・シアターセブンへ分配されます。

購入から24時間以内であれば、何度でも視聴可能です。
複数人で同時に見る場合は、映画館で見るのと同じように人数分ご購入いただけるとありがたいですが、そのあたりは皆さんにお任せします。

また、この有料配信には特典として監督である私と、神戸在住の詩人・藤本哲明さんのオンライントークショーがついています。映画についての理解が格段に深まる内容となっていますので、併せてお楽しみいただければと思います。

いつか改めてPCやスマホのディスプレイではなく、真っ白いスクリーンでお目にかかれる日が来ることを願って。

(c)2019sardineheadpictures

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