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最終更新日:2020年05月16日 14:13

沖縄戦にスポット当てたドキュメンタリー公開、宝田明と斉藤とも子がナレーション

「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」が7月25日に公開される。

「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」ポスタービジュアル

「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」

「朝日のあたる家」の太田隆文が監督を務めた本作は、第2次世界大戦末期の1945年に起きた沖縄戦に着目し、上陸作戦から戦闘終了までをたどるもの。当時を知る体験者や専門家の証言、米軍が撮影した記録フィルムで構成されている。宝田明と斉藤とも子がナレーションを担当した。YouTubeでは予告編が公開されている。

「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」

このたび太田と斉藤のコメントが到着。太田は「政府は国民に自粛や犠牲を強いながら、後手後手の対策。原発事故も、コロナ感染対策も、そして沖縄戦も全く同じ構図。そんな沖縄戦を見つめることで、様々なことが見えてくる」と述べ、「コロナ禍で上映中止も有り得るが、戦後75年の今、何とか多くの人に見て欲しい」と期待を込める。斉藤は「沖縄戦を体験された方の証言が、胸に迫ります。沖縄で、何があったのか…。そしてそれは、今も続いていると思えてなりません。これは、私たちの問題です」と警鐘を鳴らした。

「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」は、東京・K’s cinemaほか全国で順次公開。

太田隆文 コメント

「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」メイキング写真。右から2番目が太田隆文。

7年前に監督した「朝日のあたる家」は原発事故の悲劇を描いた劇映画。徹底して原発問題を取材した。そこで見えてきた推進派の暴挙。安全対策を忘れ突き進み、事故が起こっても収束より、隠蔽に力を入れる。今回の「ドキュメンタリー沖縄戦」の3年に渡る取材時に同じ構図を感じた。沖縄住民の安全、命の危険性を顧みない戦闘。それどころか住民に犠牲を強いる軍。負け続きなのに大本営は事実を国民に伝えない。そこに現在のコロナ禍もダブる。政府は国民に自粛や犠牲を強いながら、後手後手の対策。原発事故も、コロナ感染対策も、そして沖縄戦も全く同じ構図。そんな沖縄戦を見つめることで、様々なことが見えてくる。沖縄の完成披露上映会は大盛況。「ぜひ、全国で上映して欲しい」との多くの声が寄せられた。コロナ禍で上映中止も有り得るが、戦後75年の今、何とか多くの人に見て欲しい。

斉藤とも子 コメント

斉藤とも子

沖縄戦を体験された方の証言が、胸に迫ります。
沖縄で、何があったのか…。
そしてそれは、今も続いていると思えてなりません。

これは、私たちの問題です。

どうか、見てください。

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