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最終更新日:2020年04月06日 05:08

豊川悦司が「逃亡者」リメイクドラマで孤高の刑事役、渡辺謙を追い詰める

渡辺謙が主演を務めるテレビ朝日開局60周年記念ドラマスペシャル「逃亡者」に、豊川悦司が出演していることが明らかに。あわせてビジュアルも解禁された。

ドラマスペシャル「逃亡者」ビジュアル

テレビ朝日とワーナー・ブラザース・インターナショナル・テレビ・プロダクションが組み、1960年代にアメリカで放送されたテレビドラマ「逃亡者」をリメイクする本作。舞台を現代の日本に移して物語を再構築し、2夜連続で放送する。妻殺しの濡れ衣を着せられ、逃亡しながら真犯人を追うエリート外科医・加倉井一樹を渡辺が演じる。吉本昌弘が脚本を手がけ、ドラマ「相棒」や「ハゲタカ」の和泉聖治が監督を務めた。

豊川は、加倉井を追い詰める刑事・保坂正巳役で出演。ノンキャリアでたたき上げてきた刑事で、データよりも経験を重視する男だ。執拗に犯人を追い込んでいき、彼から逃げ切れた犯罪者はいないと言われている。私生活は謎に包まれており、いつ眠っているのかもわからない。

渡辺との共演は3回目だという豊川。「2人ともデカすぎるからか(笑)、なかなか同じフレームに収まることがなくて、今回がいちばんがっつり芝居させてもらったんじゃないかと思います」と冗談交じりに明かし、「“渡辺謙スタイル”に触れられてすごく刺激になりましたし、次の仕事からもっと踏み込んだ見方をしてみようと思うようになりました」と本作で渡辺に触発されたことを伝えた。

一方、渡辺は「彼は、僕にはないクールさを持っているんですよね」と豊川について語る。「階段のシーンを撮影していたとき、追われる側の僕はガニ股で必死にガーッと降りていたのですが、後ろを振り返ると、彼が拳銃を手にシュッとした感じでカッコよく降りてくるんですよ。いやぁ、クールだなあって感心しました(笑)」と魅力に言及した。

ドラマスペシャル「逃亡者」は2020年にテレビ朝日系で2夜連続で放送。AbemaTVやテレビ朝日の新動画配信プラットフォーム・TELASA(テラサ)では、保坂をはじめとした“追う刑事”たちにスポットを当てたスペシャルコンテンツが独占配信される。

豊川悦司 コメント

オファーを受けた感想

なんといっても(渡辺)謙さんが相手ですし、一度組んでみたかった和泉聖治監督が演出されるし、しかも前後編というスケールの大きさ…。そんなチャレンジ精神あふれる企画に呼ばれたことが、とてもうれしかったですね。謙さんが現場をまとめてくださったので楽しく参加することができました。

渡辺謙と共演した感想

謙さんとご一緒するのはこれで3回目ですが、確かに2人ともデカすぎるからか(笑)、なかなか同じフレームに収まることがなくて、今回がいちばんがっつり芝居させてもらったんじゃないかと思います。

改めて思ったのは、謙さんはとても真面目な方で、自分の役だけでなく全体を考えていらっしゃる、ということ。「このシーンはこう解釈できるけど君はどう思う?」と、監督や共演者とディスカッションを多く重ねるんです。謙さんのおかげで僕自身も「こういう見方があるんだ…!」と新たな発見があったのですが、それはほかの現場では、ありそうでないこと。そういう“渡辺謙スタイル”に触れられてすごく刺激になりましたし、次の仕事からもっと踏み込んだ見方をしてみようと思うようになりました。

また、僕は昨年、ハリウッド映画に出演させていただいたのですが、自分が経験して改めて、謙さんは20年以上も世界で仕事を続けてこられたんだな…と、そのスゴさを考えるチャンスをもらいました。だからこそ今回一緒にお仕事するのを楽しみにしていたのですが、やっぱりスゴイ方だなと感じました。本当にこの作品に参加してよかったなと思っています。

オリジナル版のドラマや映画と異なるところ

現代は昔に比べて情報量が格段に増えています。追う側も追われる側もその情報をストーリーの中で処理していかなければならず、そこはある意味、現代的なサスペンスにもなっています。オリジナル版に比べ、アクションと頭脳戦の両方が重なっていくスピード感が今回の作品にはあると思います。

撮影について

アクションは謙さんのほうが大変だったと思いますが、僕は追う側なので謙さんが走った山道を数時間後に走ったり、謙さんが降りた階段を昼食を挟んで降りたり…同じ日に同じ場所で撮影があるのにすれ違う感じがとても面白かったです。

あとは、ダムの地下などなかなか普段の撮影ではいかないところでロケがあり、現場に行くのに5分間もエレベーターに乗りっぱなしだったり、そういうことも含めて撮影はすごく面白かったですね。

本作の面白さ

“逃亡者VS追跡者”という1対1の骨組みは、エンターテインメントを面白くする最大の要素だと思います。それがこの作品にはしっかりあり、2人がいつどこで対峙するのか…それだけでもどんどん物語に引き込まれていくと思います。前編はとにかくノンストップアクションでガンガン進んでいき、後編は謎解きの色合いが強くなります。ドローンで撮影したダイナミックな“画”もたくさん登場しますし、5時間に近い尺は映画でもなかなかないことなので、撮影ではそれを埋めていく醍醐味を感じました。

渡辺謙 コメント

豊川悦司と共演した感想

豊川さんとはこれまで何度か共演しているのですが、なぜか必ずすれ違うんですよ。2人ともデカすぎて、みなさんあまり2人を画面で見たくないのかもしれないですね(笑)。今回は、逃亡者と追跡者という関係性ですが、同じシーンで対面するところも何度かありますし、自分を追い詰めてくる豊川さんのプレッシャーをずっと背中に感じながら演じていました。

“俳優・豊川悦司”の魅力

豊川さんのことは、もともと面白い俳優さんだなと思って作品を拝見していました。なかなかほかの俳優には出せない空気感や雰囲気を持っていらっしゃいますよね。今回、彼が演じた保坂は多くを語る役ではないのですが、孤独感や人間に対する不信感を背負って迫ってくるのがひしひしと伝わってきました。

また、彼は、僕にはないクールさを持っているんですよね。階段のシーンを撮影していたとき、追われる側の僕はガニ股で必死にガーッと降りていたのですが、後ろを振り返ると、彼が拳銃を手にシュッとした感じでカッコよく降りてくるんですよ。いやぁ、クールだなあって感心しました(笑)。実はこれまで現場であまり話し込んだことがなかったのですが、今回共演してこんなに柔らかくて朗らかで面白い方なんだとわかり…それはちょっと発見でした。

本作の面白さ

“追う者VS追われる者”の構図はサスペンスの王道みたいなもの。本作では舞台を現代社会に置き換えましたが、非常に面白味のあるストーリーになっていると思います。前編は息もつかせぬ追跡劇が展開しますので、視聴者のみなさんにはテレビの前で「ダメダメ、そっち行っちゃダメ~! つかまっちゃう~!」なんて叫びながら見てほしいです(笑)。後半は頭脳戦のサスペンス。非常にスリリングな中で大団円を迎えるのでぜひ続けてご覧いただければうれしいですね。

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