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最終更新日:2020年03月15日 14:38

「死霊魂」公開記念でワン・ビンの特集上映が開催、9時間超え「鉄西区」など9本

中国の映画作家ワン・ビンの特集上映が、3月20日から28日にかけて東京のアテネ・フランセ文化センターで行われる。

「鉄西区」 (c)Copyright 2002 by Wang Bing. All rights reserved.

「無言歌」 (c)2010 WIL PRODUCTIONS LES FILMS DE L'ETRANGER and ENTRE CHIEN ET LOUP
「石炭、金」

最新作「死霊魂」の公開を記念した同特集。巨大な工業地帯を9時間に及ぶ3部構成で捉えたドキュメンタリー「鉄西区」をはじめ、ホー・フォンミンという女性を通して中国現代史をたどった「鳳鳴(フォンミン)-中国の記憶」、反右派闘争という中国のタブーを描いた劇映画デビュー作「無言歌」など9本がラインナップに並んだ。「石炭、金」は初の日本語字幕版上映となる。なお当初、ワン・ビンのトークイベントが予定されていたが、日本政府による新型コロナウイルス対策措置により、来日は中止となった。

「鳳鳴(フォンミン)-中国の記憶」 (c)Wil Productions

また4月4日には、ワン・ビンおよびその監督作に迫る書籍「ドキュメンタリー作家 王兵(ワン・ビン) 現代中国の叛史」がポット出版プラスから発売。本人へのインタビューに加え、「鳳鳴-中国の記憶」を読み解く鼎談やフィルモグラフィ、論考などが掲載されている。編著を担当した中国文学者の土屋昌明と映画批評家の鈴木一誌は、映像作家の金子遊とともに3月21日のトークイベントに登壇する予定だ。

なお「死霊魂」は4月4日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次ロードショー。

「死霊魂」公開記念 ワン・ビン(王兵)監督特集2020

2020年3月20日(金・祝)~28日(土)東京都 アテネ・フランセ文化センター
<上映作品>
「鉄西区」
「鳳鳴(フォンミン)-中国の記憶」
「世界の現状」
「石炭、金」
「名前のない男」
「無言歌(2010年)」
「三姉妹~雲南の子」
「収容病棟」
「苦い銭」

ドキュメンタリー作家 王兵(ワン・ビン) 現代中国の叛史

ポット出版プラス 2020年4月4日(土)発売
価格:税込3960円

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