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最終更新日:2020年03月09日 18:13

震災で死んだ元恋人は生きていたのか?小林竜樹、しじみ共演「横須賀綺譚」公開

「横須賀綺譚」が5月2日より東京・K’s cinemaで3週間レイトショー上映される。

「横須賀綺譚」フライヤービジュアル

本作は、東日本大震災で元恋人の知華子を亡くした春樹を主人公とする物語。かつて知華子の父が要介護になったことをきっかけに別れを選んだ春樹は、ある日、彼女が生きているかもしれないという怪情報を得る。

「横須賀綺譚」
「横須賀綺譚」

「恋の罪」「走れ、絶望に追いつかれない速さで」の小林竜樹が春樹を演じ、「ウルフなシッシー」「終わってる」のしじみが知華子に扮した。川瀬陽太、湯舟すぴか、長屋和彰、烏丸せつこが共演に名を連ねる。

メガホンを取ったのは本作で監督デビューを果たした大塚信一。彼は「今の世の中がクソだと思う人に見て欲しい。どうしてこんなクソみたいなことになったんだ、と疑問に思う人に見て欲しい」と述べ、「世の中を変えるために映画を撮りたい。いや、やっぱそれは無理か(笑)。ならば、せめて今の世の中は『クソだ』ぐらいは言いたい。じゃあ何で映画なんだ? Twitterで呟けば良いじゃん。理由は簡単です。映画が死ぬほど好きだからだ!」と熱い思いをつづっている。

なお本作の監督補は「カメラを止めるな!」の上田慎一郎が務めた。現在YouTubeで予告編が公開中だ。

大塚信一 コメント

1980年、長崎県生まれ。ラーメン屋で勤続20年。映画学校未就学。映画業界未就労。22才で長谷川和彦に師事し映画「連合赤軍」のスタッフとして参加していたが、クランクインならず。30歳のころ、映画を撮ろうと模索を始め失敗を繰り返し、ついに「横須賀綺譚」が完成する。

今の世の中がクソだと思う人に見て欲しい。どうしてこんなクソみたいなことになったんだ、と疑問に思う人に見て欲しい。僕にとって映画作りは「映画人」になるための就職活動ではありません。ラーメン屋で働き、家族を養うことに誇りを持っています。

無理だ、百戦百敗は承知の上、世の中を変えるために映画を撮りたい。いや、やっぱそれは無理か(笑)。ならば、せめて今の世の中は「クソだ」ぐらいは言いたい。じゃあ何で映画なんだ? Twitterで呟けば良いじゃん。理由は簡単です。映画が死ぬほど好きだからだ!

(c)横須賀綺譚SHINICHI OTSUKA

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