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最終更新日:2020年02月28日 18:03

「ドロステのはてで僕ら」に朝倉あきが出演、上田誠脚本の特集上映も

劇団・ヨーロッパ企画が製作した映画「ドロステのはてで僕ら」に朝倉あきが出演していることが明らかに。あわせて主演の土佐和成と朝倉のコメントが到着した。

「ドロステのはてで僕ら」

「ドロステのはてで僕ら」ポスタービジュアル

ヨーロッパ企画主宰の上田誠が原案と脚本を担当し、劇団の映像ディレクター・山口淳太が監督を務めた本作。雑居ビルのカフェを舞台に、2分先の未来が見える“タイムテレビ”を巡る騒動が描かれる。土佐が主人公のカトウ、朝倉がヒロインのメグミを演じ、石田剛太、酒井善史、角田貴志、諏訪雅、中川晴樹、永野宗典、本多力らヨーロッパ企画メンバーと藤谷理子もキャストに名を連ねた。

2月13日にクランクアップを迎えた本作の撮影について、土佐は「積み上げられていく1カット1カットは、もはや映画ではなくただの『泥んこ劇団ドキュメンタリー』だったかもしれません」と述懐。朝倉は「ここ最近、『生きてる芝居を作るってどういうことだろう?』と考えるのですが、この現場でヒントをいただいたような気がしています」と語った。

「サマータイムマシン・ブルース」ビジュアル (c)2005 ROBOT,博報堂 DY ミュージック&ピクチャーズ,博報堂 DY メディアパートナーズ,IMAGICA

またこのたび、本作の公開を記念した特集上映が4月4日から24日にかけて東京・下北沢トリウッドで開催決定。ヨーロッパ企画の舞台を映画化した「サマータイムマシン・ブルース」、上田が脚本を手がけた森見登美彦原作の長編アニメ「夜は短し歩けよ乙女」「ペンギン・ハイウェイ」がスクリーンにかけられる。詳しい上映スケジュールは劇場の公式サイトで確認しよう。

「ドロステのはてで僕ら」は4月25日より下北沢トリウッド、京都・京都シネマほか全国で順次ロードショー。なお本日2月28日24時より、本作の完成および国内外での上映に向けたクラウドファンディングがMotionGalleryで実施される。

「ドロステのはてで僕ら」公開記念特集上映

2020年4月4日(土)~24日(金)東京都 下北沢トリウッド
料金:一般 1200円 / 学生、シニア 1000円 / 高校以下 700円
※火曜定休
※同時期上映の上田誠脚本作品と同日鑑賞で一般1000円
<上映作品>
「サマータイムマシン・ブルース」
「夜は短し歩けよ乙女」
「ペンギン・ハイウェイ」

土佐和成 コメント

劇団でしか出来ない映画が撮れたと思います。
そもそも撮れるかどうかわからない。下手したら1カットも撮れないかもしれない。5時間押しは当たり前。焦る役者。待つ役者。混乱するスタッフ。待つスタッフ。目の前で繰り広げらる脚本家と監督の低温火傷のようなジリジリとしたケンカ。それを朝倉さんに解説する劇団員。苦笑いする朝倉さん。美味しいケータリングのごはん。
それらの状況を全て背負ったなか積み上げられていく1カット1カットは、もはや映画ではなくただの「泥んこ劇団ドキュメンタリー」だったかもしれません。
「ドロステのはてで僕ら」なんとか完成しそうです。どうぞよろしくお願いいたします。

朝倉あき コメント

朝倉あき

ヨーロッパ企画さんの存在を知ったのは、映画「曲がれ!スプーン」がきっかけでした。
その後、舞台のDVDは面白く拝見していたので、こうしてご縁をいただけたことに、とても驚いています。出演にあたって、みなさんの輪の中に溶け込めるかどうかの不安はありましたが、私が演じるメグミは“巻き込まれ型”のキャラクターでしたので、そのまま身を委ねさせていただこうかと…。
そして、リハーサルが「こんなに楽しんじゃっていいのかな?」と思うほど、とにかく楽しいです。現場でみなさんのお芝居を拝見すると、掛け合いの面白さがダイレクトに伝わってきて、それをみなさんがナチュラルに受け止めていらっしゃることが奇跡のようにも感じます。何気なく発せられたセリフが、相手役、そして周囲の人を通じて、面白さが連鎖し増幅していくのが分かるんです! ここ最近、「生きてる芝居を作るってどういうことだろう?」と考えるのですが、この現場でヒントをいただいたような気がしています。

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