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最終更新日:2020年02月04日 21:33

川崎僚、島田欣征、山中瑶子が「ndjc」合評上映会に登壇、今後の抱負語る

「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2019」で製作された短編3本の合評上映会が、本日2月4日に東京・丸の内TOEIで開催された。

「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2019」合評上映会の様子。左からスーパーバイザーの香月純一、川崎僚、島田欣征、山中瑶子。

イベントにはそれぞれの作品の監督である川崎僚、島田欣征、山中瑶子が登壇。そのほかキャストの阿部純子、田中沙依、藤崎絢己、南岐佐、根本真陽、外川燎、山田キヌヲ、伊東沙保も登場した。

上映会は文化庁審議官・森孝之の挨拶でスタート。「今回で14年目となるこの事業は、日本映画を担う優れた映画作家の発掘と育成を目的としています。プロとの作業を通じて実践的な仕事を学び、今回の作品制作を通じて3人の監督たちが広く国内外で活躍されることを期待しています」とプロジェクトの概要を説明した。

「あなたみたいに、なりたくない。」

「あなたみたいに、なりたくない。」を手がけた川崎は「35mmフィルムでの撮影は緊張しました。芝居で気持ちが乗ってくるまでの演技も撮りたいけれど、そうするとフィルムが足りなくなってしまう。何歩目にフィルムを回せば間に合う、というのを撮影部の人たちが計測してくれたりして、工夫しながら撮影しました」と回想。「女性として生きることが苦しかったりつらかったり、性別に縛られることがあるので、そういったものから解放される、そして女性から共感されるような作品を撮りたいです。お客さんの心を軽くしたり、勇気付けられるような映画を撮っていきたいです」と今後の目標を明かした。

「Le Cerveau – セルヴォ -」

「Le Cerveau – セルヴォ -」の監督を務めた島田は「SFは時間とお金がかかるので日本では撮られる本数が少ないんですが、好きなジャンルなので挑戦しました」と述懐。「今後はコメディや青春もの、原作のあるものなどいろいろな作品を撮ってみたいです。そして今回は短編だったので、長編にも挑戦してみたい。自分の好きな、世界中にいる映画監督たちが創造した世界を自分も作れるようにがんばります」と意気込みを語った。

「魚座どうし」

「魚座どうし」でメガホンを取った山中は、「子供の映画をずっと撮ってみたかったんです。子供ってなんだろうと考えたとき、大人に振り回されるものだなと考えたところから、この映画の物語を書き始めました」とコメント。小学4年生を主人公にした理由を「先生とか親とか、周りの身近な大人も1人の人間なんだと自分で気付き始めたのがその頃だったからです」と説明した。そして今後については「映画っていうのはなんだろうなってことを考え続けるのをやめずに、結局は全員他人だということを重視するけれど、できるだけ他者の心に寄り添える作品を作り続けていけたら」と話した。

今後、合評上映会は京都、大阪、愛知でも開催。一般向けの劇場公開も、2月に東京、3月に愛知で行われる。

「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2019」合評上映会

京都会場

2020年2月12日(水)京都府 京都文化博物館 フィルムシアター
18:30~

大阪会場

2020年2月13日(木)大阪府 シネ・リーブル梅田
18:30~

愛知会場

2020年2月14日(金)愛知県 シネマスコーレ
19:00~

「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2019」劇場公開(一般向け)

東京

2020年2月21日(金)~27日(木)東京都 角川シネマ有楽町
連日 18:30~
※連日舞台挨拶あり

愛知

2020年3月6日(金)~12日(木)愛知 ミッドランドスクエア シネマ
連日 19:00~
※3月7日(土)舞台挨拶あり

大阪

2020年3月13日(金)~19日(木)大阪府 シネ・リーブル梅田
連日 18:30~
※3月14日(土)舞台挨拶あり

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