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最終更新日:2019年12月28日 14:58

松岡茉優の日刊スポーツ映画大賞主演女優賞を“家族”安藤サクラが祝福

第32回日刊スポーツ映画大賞の表彰式が、本日12月28日に東京都内で開催され、主演女優賞に輝いた「蜜蜂と遠雷」の松岡茉優が登壇した。

左から安藤サクラ、松岡茉優、鈴鹿央士。

奥から松岡茉優、安藤サクラ。

恩田陸の同名小説を実写化した「蜜蜂と遠雷」は、国際ピアノコンクールを舞台に、世界を目指す若き4人のピアニストたちの挑戦と成長を描く物語。かつて国内外のジュニアコンクールを制覇するも、母を亡くしピアニストになることから逃げてきた元天才少女・栄伝亜夜を松岡が演じ、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士も出演した。

松岡は本作について「原作は、恩田陸先生がキャリアをかけてまったく新しい道を切り開かれた、読めば読むほど本当に貴い小説でした。恩田先生はきっと死ぬ気で書いたんだろうから、中途半端な映像化は絶対に許されないと思ったので、一生懸命撮りました」と思い入れを明かす。「主演女優賞をいただいたということは、映画全体を褒めていただいたということだと認識しておりますので、スタッフさんにもこのきれいなお花を見ていただきたいなと思います」と花束を見つめた。

左から松岡茉優、安藤サクラ。

この表彰式では、昨年度「万引き家族」で同賞を受賞した安藤サクラがプレゼンターを務めた。「万引き家族」で松岡と共演していた安藤は「茉優ちゃんは女優さんとして知り合ったということを超えて、親戚のような気持ちでいるんです。今日も家族を見守るような感じで、ここに立ったときにウルッとしてしまいました」と彼女の受賞を祝う。本作については「共演していて、茉優ちゃんには強さがあると思っています。今回は、今まで観たことのないタイプの力強さと柔らかさを感じて、ぐっと引き込まれました」とコメントした。

鈴鹿央士(右)。

また、ステージには、花束授与者として鈴鹿も駆けつけた。松岡は、本作で苦労したシーンを聞かれると「鈴鹿くんと月の光の下で一緒に連弾するシーンは、朝まで撮っていたので……。とても寒かったし」と答える。しかし直前に、「宮本から君へ」の池松壮亮が主演男優賞として表彰されていたことから、松岡は「まあでも私は、炊飯器からご飯をかきこんで食べていないし、手首も折っていないし、宙ぶらりんにもされていないし、血も出していないので……。寒かったとかそんなこと、なんでもないです! 血だらけになったらまた(この賞に)呼んでいただきたいです」と笑いを起こす。また鈴鹿は、松岡との連弾シーンを振り返り「僕にとって初めててっぺんを超えた撮影でした。皆さんとキャンプに来たような感覚で、楽しかったですね」と笑顔を見せた。

「蜜蜂と遠雷」は現在も一部劇場で上映中。

映画ナタリーでは引き続き、表彰式の模様をレポートする。

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