映画ニュース

最終更新日:2019年11月29日 21:48

クリエイティブ魂爆発!宮野真守、木崎文智、冲方丁が「HUMAN LOST」語る

劇場アニメ「HUMAN LOST 人間失格」の初日舞台挨拶が本日11月29日に東京・TOHOシネマズ 新宿で行われ、キャストの宮野真守、監督の木崎文智、脚本を手がけた冲方丁が登壇した。

「HUMAN LOST 人間失格」初日舞台挨拶の様子。左から冲方丁、宮野真守、木崎文智。

「HUMAN LOST 人間失格」ビジュアル

太宰治による小説「人間失格」を大胆にアレンジし、医療革命によって人が“死”を克服した昭和111年の東京で、主人公・大庭葉蔵が運命に翻弄されていくさまを描いた本作。宮野は葉蔵に声を当てた。

制作にあたってはシナリオ開発に長い時間が掛けられたそうで、冲方は「何パターンも葉蔵の描き方を出して。最終的に『これしかないだろう』というところにたどり着くのに2年くらい掛かった」と振り返る。宮野は「『人間失格』をヒーローものにしようって、誰が思い付いたんですか! そこにまずびっくりしちゃって」と本作の物語に触れたときの驚きを明かし、「誰にも説明できない鬱屈した悩みみたいなものを、非常に大事にして演じました」と葉蔵を演じることへの思いを語った。

「特にここはやばい!と思うシーンは?」とMCが尋ねると、宮野は「やっぱりアクション! 難しい物語なのかなと思われがちですが、実はものすごいアクションものなんです」と答え、「あれだけのアクションをCGでやるのとっても大変なんですよね」と続ける。その言葉に木崎は「最初は100分中25分しかアクションをやるなとスタジオから言われて」と、冲方は「80分くらいやってるよね」と笑う。冲方はさらに「クリエイティブ魂がヤバいくらい爆発してましたね」と制作に尽力したスタッフたちをたたえた。

最後に宮野は「本当に斬新な企画だなと思って参加させていただきました。全力で魂を注ぎ込みました」と挨拶をする。冲方は「非常に閉塞的なディストピアを描いていますが、閉塞そのものよりも、その閉塞から突破できるんじゃないか、脱出できるんじゃないかという痛快感や高揚感を感じてもらえたらと思っています」と、木崎は「古典文学とSFダークヒーローものの融合という、前代未聞の企画だと思います。おそらく誰も想像してない方向に話が展開していくので、ぜひ最後まで楽しんで観ていただければ」と観客にメッセージを送った。

※大庭葉蔵の「ぞう」は旧字体が正式表記
※木崎文智の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

(c)2019 HUMAN LOST Project

映画ナタリー