映画ニュース

最終更新日:2019年11月27日 05:08

天海祐希が家族に振り回される主婦役「老後の資金がありません!」公開決定

垣谷美雨による小説「老後の資金がありません」の映画化が決定。天海祐希を主演に迎え、「老後の資金がありません!」として2020年9月18日に公開されることがわかった。

後藤篤子役の天海祐希。

本作の主人公は、節約がモットーの主婦・後藤篤子。彼女はコツコツ老後の資金を貯めてきたが、しゅうとの葬式に400万円近くを払うことになる。そんな中パートの契約が更新されずクビを言い渡され、娘の結婚式の費用もやりくりしなければいけなくなった篤子。さらに夫の会社が倒産したうえ、篤子はひょんなことから高級志向のしゅうとめと暮らすことになる。

篤子役の天海は19年ぶりに映画で単独主演を果たす。彼女は「誰もが老いていく中、『老後の資金』を切実な問題として抱える主婦とその家族を中心に、とても深刻ではあるけれどちょっと笑える素敵な作品になるのでは?と思います。ぜひ、この作品を観て老後の問題を先に知って頂いて、ご自分の人生を考えつつ、将来に備えて頂けたらいいなぁと」とコメントした。

監督を務めるのは「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の前田哲。天海について「どんな設定であろうが、いかなる状況だろうが、ベストに遂行され、アクシデントさえも取り込んでしまう、その多様性と万能さは、オールマイティなトランプのジョーカー以上の活躍である」と述べた。なお脚本は「サムライマラソン」の斉藤ひろしが手がける。

天海祐希 コメント

このお話をいただいた後、「老後の資金」が何千万ないといけないなどとニュースになりまして、とてもタイムリーな作品だと思いました。原作も、クスクス笑い、考えさせられながら拝読しました。きっと、どなたでも共感できる作品なのではないでしょうか。
誰もが老いていく中、「老後の資金」を切実な問題として抱える主婦とその家族を中心に、とても深刻ではあるけれどちょっと笑える素敵な作品になるのでは?と思います。ぜひ、この作品を観て老後の問題を先に知って頂いて、ご自分の人生を考えつつ、将来に備えて頂けたらいいなぁと。
前田監督を始め、素晴らしいスタッフ、キャストと、観てくださる皆様に楽しんでいただける様撮影中です。きっと、クスクス笑いながらも皆様の毎日に役立つ作品になると思っています。ぜひ、楽しみにして頂けたら嬉しいです。

前田哲 コメント

映画について

タイトルに惹かれてしょうがない。誰もが気になり、避けては通れない「老後」のこと。そして、強烈なキャラクターが勢ぞろいした濃いキャスト。映画として面白くならないわけがない。
だからこそ、悩ましい。
もしつまらなければ、監督のせいである。嬉しい悲鳴をあげながら、撮影している。
「ああ、映画をどうすればいいのか?」
と、同時に、
「ああ、老後をどうすればいいのか?」
大きな問題が二つも迫っている。
その答えは、映画の中にある!?
この映画は、人生に明るさと元気と、幸せをもたらす物語であります。

天海祐希について

天海祐希さんはジョーカー!
どんな設定であろうが、いかなる状況だろうが、
ベストに遂行され、アクシデントさえも取り込んでしまう、
その多様性と万能さは、オールマイティなトランプのジョーカー以上の活躍である。

垣谷美雨 コメント

節約を重ねてコツコツ貯めてきたのに、見栄を張ったばかりに一瞬で使ってしまった。
それ以来、老後の不安が胸の奥にどっしり居座っていて、ふとした拍子に泣き出したくなる……。
「老後の資金がありません」は、お金の使い方に生き方そのものが表れるという思いから書いた小説です。今回の映画は、原作を超えてさらに広がりを見せてくれます。あの小説がどんなふうに表現されるのだろう、映画には小説とは異なる感動と面白さがある。そう思うと、原作者としてもワクワクしてきます。

平野隆(企画プロデュース)コメント

本作は深刻な作品ではありませんが、真剣な作品ではあります。
天海祐希さんとは以前「チア☆ダン」という映画でご一緒させて頂きましたが、真剣なお芝居の間から垣間見えるちょっとした表情から大いに笑わせて頂きました。
チャールズ・チャップリンがコメディという手法で社会風刺したように、天海さんには最強のコメディエンヌとして現代日本最大の問題に挑戦して頂きたいと思いオファーさせて頂きました。

岡田有正(プロデューサー)コメント

「老後の資金がありません」というインパクトのあるタイトルに惹かれて原作を読んだのは、老後の資金が2000万円必要だと世間が騒がしくなる前の2018年の事でした。家計の出費が重なり、貯金が目減りしてお金に悩む主婦の話なのですが、誰もが直面するであろう家族に纏わる問題が詰まっていて、一見シリアスになりそうな話なのに魅力溢れる登場人物によってユーモアたっぷりに描かれていました。直ぐにこれは大人が見られるコメディ映画にするべきだと思い原作の権利をお預かりさせて頂きました。主人公は真っ先に天海祐希さんを思い浮かべました。日本を代表する国民的スターの天海祐希さんなら、ごく普通の主婦に扮し、お金に悩まされ立ち向かって行く姿を、美しくコミカルに体現出来ると思ったからです。天海祐希さんから快諾頂き、そこから一気に企画が動き始め、前田哲監督、脚本の斉藤ひろしさん、素晴らしいスタッフの皆様、想像を超えるオールスターキャストの皆様に集結して頂きました。今から映画の完成が楽しみで仕方ありません。
将来の不安を和らげ、笑えて泣けて為になる大変お得な映画になります。まさに今現在起きている老後資金の大問題に直面する、これまで見たことのない天海祐希さんの主婦の奮闘に期待して下さい。

(c)2020『老後の資金がありません!』製作委員会

映画ナタリー