映画ニュース

最終更新日:2019年11月24日 21:03

斎藤工「ある意味、ジョーカー超え」と永野ワールド全開の「MANRIKI」をアピール

「MANRIKI」の公開直前イベントが本日11月22日に東京・PLUSTOKYOで開催され、キャストの斎藤工、永野、SWAY(DOBERMAN INFINITY)、監督の清水康彦が登壇した。

「MANRIKI」公開直前イベントの様子。左からSWAY、斎藤工、永野、清水康彦。

斎藤工

本作は斎藤、永野、金子ノブアキ、清水が結成した映像制作プロジェクト「チーム万力」による初の長編映画。駆け出しのモデルが美しき整顔師に小顔矯正施術を依頼し、変身を遂げたことから物語が展開する。公開に漕ぎ着けるまで3年の月日がかかった本作について、斎藤は「今の日本映画に対する復讐心みたいなものが、3年間絶えず燃え続けていました。その中で公開を迎えることに意味を感じています」と吐露した。

永野

永野は「最初は小顔矯正スリラーのような話から始まったんです。でも企画が断られたり時間が経っていく中で、どんどん自分の深層心理みたいなものが、監督とのLINEの会話で掘り下げられていきました」と述懐。プロデュースも担当した斎藤へ「僕らの世界に信頼を置いて自由にやらせてくれました。外側に向けてすごく動いてくれて、でも妥協しなくていいんだよって形を作ってくれて」と感謝を述べる。そんな永野の才能を「デヴィッド・リンチだと思いました」と評した斎藤。本作を塚本晋也の「鉄男」やニコラス・ウィンディング・レフンの「ネオン・デーモン」などと比べる意見もあったと話し、「3年間の鬱屈した思いが込められていて、作品自体が復讐劇でした。ある意味、僕は『ジョーカー』を超えている部分もあると思います」と自信を見せた。

SWAY
左からSWAY、斎藤工、永野。

「チーム万力」の印象を尋ねられたSWAYは「同じジャンルの人が1人もいないんですよ。全然違う村の人たちが1つに集まって、背中にゴムを付けて別の方向に走っているようなチーム」と表現し、「それぞれのプロの集団がすごいマニアックなことをやっているというのが『チーム万力』のパワーなんだと思います」と信頼をのぞかせる。SWAYの存在を「太陽光というか。SWAYさんが参加する前は路地裏テイストの4人だったんです」と斎藤がありがたがると、永野は「“湿度ラッセン”でしたね。『昼顔』俳優、腰振りおじさんの逆襲ですよ」と自虐を交えつつ胸を張った。

鏡開きをする登壇者たち。

本作で主演した斎藤を「僕の脳内を体現するのは工くんにしかできないと思って。皆さんがまったく観たことのない斎藤工がいます。彼の俳優キャリアの中でも、ものすごいことができたという自信があります」と称賛した永野。清水も「僕が観た斎藤工の中で一番好きです」と続ける。斎藤は「でも、観た方から全キャラクターの中に永野さんを感じると言われました」と明かすと「“昼顔ラッセン映画”じゃないですよ」と付け加え、永野ワールドに満ちた本作をアピールした。

「MANRIKI」は11月29日より東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開。

※「MANRIKI」はR15+指定作品

(c)2019 MANRIKI Film Partners

映画ナタリー