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最終更新日:2019年11月21日 18:03

山田孝之や岩井秀人がアニメ映画「音楽」を絶賛、予告編も解禁

大橋裕之のマンガを原作とする長編アニメ「音楽」の予告編がYouTubeで解禁。山田孝之や岩井秀人らのコメントが到着した。

「音楽」メインビジュアル

松江哲明がプロデューサーを務めた本作は、楽器を触ったこともない不良学生たちが思い付きでバンドを組むところから始まる“ロック奇譚”。監督の岩井澤健治が7年超の制作期間を経て完成させ、第43回オタワ国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門でグランプリを受賞した。バンド“古武術”を結成する研二たちの声を坂本慎太郎、前野朋哉、芹澤興人が担当。研二の同級生・亜矢には駒井蓮が声を当てた。そのほか平岩紙、竹中直人、岡村靖幸らが声優として参加している。

映像には古武術の練習風景や、竹中演じる大場が研二の前に現れるさまが収録。またドレスコーズによる主題歌「ピーター・アイヴァース」を聴くことができる。山田は「こんな衝動的で官能的な作品を綺麗な言葉でまとめる事なんてできない」と述べ、岩井は「デカいアニメ会社がヒイヒイ言いながら得られずにいる自由を、これだけの少人数でストイックに獲得した映画は、僕は観たことがない」とコメントした。

また先行上映会とトークイベントが12月11日に愛知・TOKUZOで開催され、岩井澤、大橋、松江が登壇することが決定。12月12日には東京・新宿武蔵野館でもスクリーンにかかり、前野、芹澤、岩井澤、大橋が出席する。TOKUZOのイベントチケットは販売中。新宿武蔵野館のチケットは12月6日12時に新宿武蔵野館公式サイトで発売される。

前売り券特典の、大橋裕之による描き下ろしTシャツ。
前売り券特典の生ラフ原画。

なお新宿武蔵野館でのみ手に入る、大橋の描き下ろしTシャツ付き前売り券は明日11月22日の開館時間に発売。生ラフ原画の特典が付いた前売り券は新宿武蔵野館と愛知・シネマスコーレで販売中だ。詳細は公式サイトで確認を。どちらも数量限定なので早めにチェックしよう。

「音楽」は2020年1月11日より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。

山田孝之(俳優)コメント

最高だった。
こんな衝動的で官能的な作品を綺麗な言葉でまとめる事なんてできない。
“音楽”だったし“映画”だった。
感動した。興奮した。感心した。嬉しくなった。
この作品を心に留めておきたいから言葉を出したくない。ばーか。

斉藤和義(ミュージシャン)コメント

なんだこれは!!
笑いながら音楽の原点を見れる!
最高です!

岩井秀人(作家・演出家・俳優)コメント

デカいアニメ会社がヒイヒイ言いながら得られずにいる自由を、
これだけの少人数でストイックに獲得した映画は、僕は観たことがない。
余計なものはいらない。
作りたい人たちだけで作られたピュアさが眩しい作品。

押見修造(マンガ家)コメント

原作漫画を読んだ時に感じた、音楽をやりたい、
やろうと思った時に人生に訪れるあの感じ、がこの映画にも刻まれていると感じました。
劇中の音楽が、演奏シーンが、全部ちゃんとかっこいい。
漫画そのもので高揚した。
「古美術」の森田くんが可愛くて大好きです!

いとうせいこう(作家・クリエーター)コメント

岩井澤くんの淡々とした執念が青空の雲のように漂う。

森直人(映画評論家)コメント

めっっっっっっちゃいいぃい!!!!
夾雑物が一切入っていない。
これは僕が心より愛する「音楽=映画」そのものです!

中山治美(映画ジャーナリスト)コメント

オタワ国際アニメーション映画祭受賞は、単に質が高かったから──だけではないはず。
“ジャパニメーション”の既成概念を更新する者の登場を、世界が待ち望んでいた証だ。
引き算で物語の本質を浮かび上がらせる手法は、
平成の日本映画界を牽引した北野武監督のごとく。
業界の未来を切り拓く異端児は、いつもあさっての方向からやってくる。

オタワ国際アニメーション映画祭 審査員コメント

登場人物の多彩な魅力を損なうことがない、そぎ落とされたストーリーテリングの勝利。
カットの完璧なタイミング、デザインの簡潔性、
アニメーションというメディアに対する喜びに満ちた祝辞であることに特に感銘を受けた。

(c)大橋裕之・太田出版 / ロックンロール・マウンテン

映画ナタリー