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最終更新日:2019年11月29日 11:13

「映画ドラえもん」40作目主題歌はMr.Children、桜井和寿から愛あふれるコメント

「映画ドラえもん のび太の新恐竜」の主題歌がMr.Childrenによる書き下ろし曲「Birthday」に決定した。

「映画ドラえもん のび太の新恐竜」メインカット

「映画ドラえもん」シリーズの40作目となる本作は、のび太が愛らしい双子の恐竜キューとミューに出会うことから始まる物語。「映画ドラえもん のび太の恐竜」とは異なるオリジナルストーリーが紡がれており、「映画ドラえもん のび太の宝島」と同じく今井一暁が監督、川村元気が脚本を担当した。

Mr.Children

発表に際し、Mr.Childrenの桜井和寿(Vo, G)から「ドラえもん」への熱い思いをつづったコメントが到着。桜井は「ドラえもん」に出会った少年時代を振り返り「本当はその後も、僕の人格形成に関わるドラえもんとのエピソードがあるのですが、長くなるのでこの辺でやめておきます」と自制する。そして「ドラえもん50周年、そして僕も50歳となる年に、運命の再会ができた事に心から感謝です」と喜びをにじませている。

Mr.Childrenが本作のために制作した「Birthday」は、出会いと冒険を描く物語に寄り添うような明るく壮大なメロディの楽曲。マンガ連載50周年の節目を迎える「ドラえもん」の歴史、未来、進化を感じさせるナンバーだ。同曲を使用した新たな特報はYouTubeで公開されている。なお11月23日には、アニメ「ドラえもん」のレギュラー放送で90秒の予告映像が解禁となる。

「映画ドラえもん のび太の新恐竜」は、2020年3月6日より全国ロードショー。

桜井和寿 コメント

ハッキリと覚えている。
小学4年生の時、両親が僕にドラえもんを買ってきてくれた。
家に帰り、自分の部屋のベットに寝転ぶと、頭上にある小さな棚に1巻から5巻がきれいに並んで置かれていた。
そしてそれを僕は複雑な思いで受け取った。
なぜなら、当時僕は勉強を全くしない子供だった。宿題なんかした事がない。漢字も書けなければ、読書もした事がなかった。当然、通知表に刻まれる数字は体育以外は1と2で埋まった。
それを見兼ねた両親はきっと「しっかり勉強しなさい」そう言いたかっただろう。
でも、そう言ったところで、素直に勉強するはずがない事をわかっていて、「宿題しなさい」でも、「読書しなさい」でもなく、「まずはここから始めましょうね。はい、ドラえもん」そんな気持ちで買ってきたのだろう。
そして、その複雑な親の心情を子供ながらにキャッチした僕は、逃げ場をなくした気持ちになって、しばらく読みも開きもせず、並んだ背表紙の1から5の数字を眺めていた。
警戒心の強い猫にオモチャを与えた時のそれのように、僕は3日後くらいにドラえもんを恐る恐る開き、その後、我を忘れ夢中で読みふけった。
僕にとってはじめての読書。はじめて好きになった本。はじめて感動で泣いた本。
それ以来、背表紙の数字は増えていき、棚に入りきらないくらいのドラえもんが並んだ。中2の夏に音楽と出会うまで。

本当はその後も、僕の人格形成に関わるドラえもんとのエピソードがあるのですが、長くなるのでこの辺でやめておきます。
ドラえもん50周年、そして僕も50歳となる年に、運命の再会ができた事に心から感謝です。
のび太にとってのドラえもんのように、「ドラえもんという存在が、ストーリーが、プロジェクトそのもの」が、弱く情けない自分に寄り添ってくれているのだと、改めて噛み締めながら、音楽でドラえもんに携わらせてもらいました。

絶対観てくださいね。
聴いてくださいね。

Mr.Children 桜井和寿

(c)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2020

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